新ジャンル「人類」
2007-08-28
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:05:03.32 ID:hdhHFOt70
神「……って訳で、わんことかにゃんことかを作るのも飽きたから、俺に似た姿の生き物を作ってみたのよ」
女「それが私ですか?」
神「おまえ試作第一号ね。命名女」
女「が、がんばります!」
神「まあまあ、気楽にしてよ。チップスター食う?」
女「さくさく……でも私、何をすれば良いんですか?」
神「というと?」
女「えーと、ミツバチさんみたいに巣を作ったり、犬さんみたいにグループを組んだり、ヒマワリさんみたいに綺麗に咲いたりとか」
神「…………えーと」
女「か、考えてなかったんですか?」
神「ま、その辺はおいおい」
女「それでいいんですか?」
神「とりあえずエアコンつけとくからダラダラしといて。あ、こっち洗面所ね。風呂はあっち」
女「い、いいのかなあ……」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:09:58.07 ID:hdhHFOt70
女「神様、私の身体っておかしくないんですか?」
神「おいおい、神の計画はガチよ? 俺の作ったものにおかしいもんなんてないんだゼ」
女「ご、ごめんなさい。でも、ちょっと気になるところが」
神「ま、言ってみ」
女「なんだか私、神様より体が小さいですし、全体的にふにふにしてるし」
神「個人差個人差」
女「私は胸にヘンなやわらかいふくらみがありますけど、これもですか?」
神「あるあr……ねーよwwwwwwww」
女「あ、ありますよ! なんでこんなところでノリツッコミとか!」
神「ごめんごめん。まあ気にすんな、そのうち意味が分かる」
女「そのうち?」
神「おうですよ。試作品第二号“男”の完成後にな」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/28(火) 00:11:11.94 ID:bDsQNC9P0
このスレで悟った
人類は所詮試作品である、と
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:16:41.99 ID:hdhHFOt70
神(ごろごろ)
女(ごろごろ)
神「んんー、神ともあろうものがこうしてゴロゴロしてるだけじゃいかんね」
女「神様、あんまり長くお休みしたらいけませんよ」
神「最初はおまえと男を作ったら、一日だけ休むつもりだったんだがねえ」
女「もう私が生まれてからけっこう経ってますよね」
神「いや母さん、仕事なら見つかったって! いやほんと、もう内定決まりそうなとこ!」
女「……ニート?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:24:09.29 ID:hdhHFOt70
女「神様かみさまー。男さんについてお願いがあります」
神「ん、何よ。慌てたって奴はそう簡単には生まれないぞ」
女「いえ、男さんが生まれた後の事についてお願いが」
神「んむんむ。お母さんに言ってみなさい」
女「男さんが私より先に生まれた事にしてくれませんか?」
神「……まって。どゆこと?」
女「このマンガで覚えたのですが、私より男さんが先に生まれたなら、男さんの事を“お兄ちゃん”と呼ぶ事になるんだそうです」
神「ま、いちおうきょうだいの関係だしな」
女「なんだか、とてもいい響きです。お兄ちゃん……うふふ、お兄ちゃん……」
神「なんという妹属性……!」
女「お願いです、男さんを“お兄ちゃん”って呼ばせてください!」
神「よし分かった、後世の歴史は全面的かつ大幅に歪曲してやる!」
女「ところでこのマンガ、誰が描いたんですか?」
神「俺」
女「神様働いてる!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:30:29.12 ID:hdhHFOt70
蛇「〜〜♪」
女「あ、蛇さんだ。かわいいな」
蛇「〜〜〜……きゃっ!」
女「え? ど、どうしたの?」
蛇「転んじゃった……痛いよう……」
女「足がないのに!?」
蛇「そ、そうだ。いたいのとんでけすればいいんだ」
女「と、とんでけ? というか、だいじょうぶかな?」
蛇「いたいのいたいのとんでけー……ふええ、手がないからできないよう……」
女「ど、ドジっ子幼女……!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:35:55.88 ID:hdhHFOt70
>>14
女「と、とにかくー。こっちむいてー」
蛇「ふえ……だれ? 二本足のでっかい生き物……」
女「いたいのいたいの、とんでけー」
蛇「あ……」
女「とんでけー、とんでけー……とんでった?」
蛇「う、うん……」
女「おし。なでなで」
蛇「えへへぇ……」
女「元気出してね。はい、このマンガ貸してあげる」
蛇「ほえ?」
女「うんとね、お兄ちゃんと妹が出てくるマンガなの」
蛇「いもうと?」
女「うん。妹はお兄ちゃんの事を愛して、子供を生んだりする」
蛇「ふ、ふええ……えっちなマンガ?」
女「えっちってなんだろう。よくわかんないけど、たぶんそうかも」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:45:41.12 ID:hdhHFOt70
女「神様、たいへんたいへんです」
神「こうして名前を縦に並べると女 神 って見えね?」
女「何のはなしですか……とにかく、真面目な話なんです」
神「おk、なんでも話してみなさい」
女「はい、私のおまんこから血が出ました」
神「……いや、なんでもとは言ったがね。それはどんな単語でも平然と言っていいって意味じゃなくてね」
女「で、でも、私の××××から血なんて……あ、あれ? うまく喋れない?」
神「神様権限で伏せ字な。とりあえずナプキンやるから落ち着け」
女「なぷ?」
神「使い方は冊子にしておく。ま、そんなに気にするな。歯周病よりも自然な出血ですよ」
女「はい、ありがとうございます……」
神「やっぱ具合悪いか?」
女「ちょっとだるいかも。私の身体って、不便なんですね……」
神「まー、おまいは俺じゃないからなあ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:52:36.47 ID:hdhHFOt70
神「おし、調整完了」
女「は、箱の中で神様が喋ってます!」
神「予想通りの反応どうも。今日はテレビってもんを作ってみました」
女「てれび?」
神「天才てれびくん。ただ、これは人間が増えてから作られるはずの道具なんだが……」
女「か、神様っ、箱の中に神様がいっぱいっ!?」
神「仕方ないから出演者を全部俺にしてみました。アニメで」
女「神様がたくさんいて踊ってるーっ!?」
神「あーいまーいさんせんち? そりゃぷにってことかい ちょっ!」
女「こわいですよ!?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:00:02.37 ID:hdhHFOt70
女「今日は私がごはんを作ってみました。どうですか?」
神「んまいね。カレーとかガチですよ」
女「えへへ、ありがとうございます」
神「でもおまえ、カレーしか作れないだろ。肉じゃがとか似たようなレシピも覚えろ」
女「お兄ちゃんが生まれたら、たくさんお料理を覚えて……」
神「さりげにゆがみっぱなしな発言ですネ」
女「そういえば」
神「ん?」
女「神様もごはんを食べないとおなかがすくんですか?」
神「ひみつ」
女「え、えー……?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:10:03.75 ID:hdhHFOt70
神「うーん。どうしよっかなー」
女「神様、なに悩んでるんですか?」
神「んー、人類試作品二号こと男だけどね、どうやって作ろうかと悩んでさ」
女「どんな作り方があるんですか?」
神「まー、塵から作ったり、おまえの身体の一部から作ったり、あとひとつ面白そうなやり方が」
女「おもしろそうな……」
神「ん、まあにゃんことかわんこみたいに、妊娠してから男を産んでもらうってやり方がさ」
女「よくわかりませんけど、犬さんみたいなのは楽しそうですね」
神「現状だと相手がいないからな、いわゆる処女懐胎ってやつよ」
女「でも、誰が妊娠するんですか?」
神「おまえ」
女「私!? ちょ、ちょっと考えさせて!?」
神「後の大工の息子である」
女「よくわかんないけどなんか違いますよ!?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:21:07.60 ID:hdhHFOt70
神「おまえ兄が欲しいみたいだけどさ、同じ女の家族とかはいらないの?」
女「ふえ? ええと、私と同じような身体つきの子ですか?」
神「そうそう、男女の区別な。ま、女の子をまた作る予定はないけど」
女「じゃあなんでそんなこと……?」
神「逆に考えるんだ。女を作らないなら俺が女になればいいんだ」
女「え、え?」
神「ふふふ。変身!」
女「か、神様がちっこくなった!?」
神「えへへー。お姉ちゃーん、あそぼー」
女「え? えーと、その」
神「お姉ちゃん大好き☆ ねえねえ、かまってかまってー」
女「……神様」
神「なあに?」
女「キモい」
神「ひどいよお姉ちゃん!?」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:22:24.02 ID:HvgsxVx00
新ジャンル:「人類創造ギャグ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:41:50.34 ID:hdhHFOt70
神「このまま他に人間を作らなければ、あらゆる罪は生まれようもないんだがな」
女「?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:50:06.28 ID:hdhHFOt70
神「たまには気分を変えよう。おまえ、一日メイドさんな」
女「メイド……ちゃん?」
神「メイドさん。この服を着て仕事をやるんだ」
女「が、頑張ります! でも、何をすればいいんですか?」
神「うむうむ。飯を作ったり、家の掃除をしたりする」
女「はい! 他に何かありますか?」
神「えーと、ベッドメイクしたり来客の相手をしたり」
女「来客っていうと、蛇ちゃんとか?」
神「そのくらいしかいないデスね」
女「はい。ところで今日は、もともと私が家事の当番ですよね?」
神「そうデスね」
女「……いつもと同じでは?」
神「これが永遠に生きる者の退屈というものか……!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:55:49.57 ID:hdhHFOt70
>>39
蛇「こんにちはあ」
女「はい、こんにちはー……えーと。この服、おかしくないかな?」
蛇「ううん、そんなことないよ! とってもかわいい!」
女「あ、ありがと。ちょっとはずかしいね」
蛇「いいなあ。あたし、人間の身体じゃないから、服着られないよ」
女「蛇ちゃんはうろこがつるつるで綺麗だよ」
蛇「そ、そんなことない!」
女「なでなで」
蛇「な、ないもん……えへへぇ……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:08:43.51 ID:hdhHFOt70
>>41
女「神様、普通の動物さんを人の形に変えたりとかはできないんですか?」
神「まあそれくらいはいわゆる朝飯前、睡眠中ってやつですが」
女「やる気なさそう……」
神「実際やる気はねえなあ。誰か変えたい奴がいるん?」
女「んと。蛇ちゃんが、私みたいな女の子にならないかなって」
神「ふーん」
女「蛇ちゃんに手足が生えたら、可愛い服を着て、手をつないで一緒に歩いてたり……」
神「楽しそうな顔だねえ」
女「きっと、楽しいと思うんです。だめですか?」
神「だめ」
女「な、なんで……?」
神「あいつに人間にしてやろうかって言ったけど、断られたもん、俺」
女「そ、それこそなんで!?」
神「蛇には人間には持てない悪知恵があるんだよ。それが消えちまうのが嫌なんだってさ」
女「蛇ちゃんに悪知恵……?」
神「そそ。しねしね団くらい悪い知恵」
女「なんか、すごい似合わない言葉ですけど……」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:03:23.88 ID:Fob0RIl60
>>1ってもしかして自称神の>>1?
違ったらごめんよ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:18:28.61 ID:hdhHFOt70
>>44
違うけど影響は受けてると思う。
女「誕生日!」
神「突然どうした?」
女「神様に見せてもらった本の中で、誕生日祝いのパーティというのがありました」
神「そういやそんなのもあったな。やりたいん?」
女「はい、年に一度の、とっても幸せそうな……あれ?」
神「ん?」
女「あのあの、一年って何日ですか?」
神「公転周期に合わせるのがフツーかと」
女「こうてん……?」
神「……あ。ごめんごめん、地球公転させんの忘れてた!」
女「え、え……え?」
神「自転はすぐ設定したんだけどなー。はい、だいたい365日周期で公転開始っと」
女「きゃーっ!? な、なんか、なんかすごい力がかかってるーっ!?」
神「なあに、かえって慣性の法則を覚えられる」
女「かみさま助けてーっ!」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:31:47.75 ID:hdhHFOt70
神「さて、そろそろ人類試作品第二号の生まれどきですよ」
女「私のお兄ちゃんが……でも、結局どうやって作られるんですか?」
神「俺は決める時はあっさり決める神ですよ。とりあえず、おまえの肋骨をくれ」
女「私の身体からお兄ちゃんを作るんですね?」
神「どっちかっつうとおまいが姉なんだが……とにかく、覚悟はいいか?」
女「い、痛かったりしますか?」
神「いやいや、そういうんじゃなくてな」
女「?」
神「いや、要はアレアレアレ……こう、男とケンカとかすんなよ、とか?」
女「よくわかんないです」
神「俺もわかんなくなってきた」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:43:20.23 ID:hdhHFOt70
>>50
神「んじゃ、ちゃっちゃっと奇跡っぽいのとかはじめるよー」
女「は、はい」
神「こう肋骨を持ってと……汝、かのじょの名は、女なり」
女「か、神様の声が一気に三段ほど渋く!」
神「かのじょは我々に似て、しかし美しく髪を伸ばすもの。かのじょは歌い手にして養うもの」
女(わ、私の事かな? 綺麗とか、えっとえっと)
神「見よ。われは女に男を与えよう。それは汝の愛である」
女「……お、お兄ちゃんを……私が、愛する……?」
神「かれは我々に似て、力強くある。かれは……なんかもういいや、めんどいし」
女「わ、わたし……お兄ちゃんの事……え?」
神「はい終わり。はじめまして男さん」
男「あ、おはようっす」
女「ちょっっっっ!?」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 03:15:38.81 ID:d9Tk9Rus0
今日人類が初めて木星についたと聞いて飛んできました
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 03:14:27.56 ID:hdhHFOt70
俺はこの辺でとりあえず落ちる。みんなありがとう。
男「…………んぐ」
女「肉じゃが、おいしい?」
男「ああ。いつもありがとうな」
女「えへへ。同じ人間同士、私たちは愛し合うべきなんだって神様が言ってたの」
男「ん、んん……ま、俺たちは少なくとも嫌い合ってはいないよな、うん」
女「改めて考えるとよくわからないな。神様の事もお兄ちゃんの事も、私は好きだけど……」
男「愛ってなんだろうな。俺にもよく分からないよ」
女「う、うーん……あ、そうだ。ひとつ分かる事があるよ、愛」
男「なんだ?」
女「お兄ちゃん、結婚しよう」
男「よし、落ち着け」
神「……って訳で、わんことかにゃんことかを作るのも飽きたから、俺に似た姿の生き物を作ってみたのよ」
女「それが私ですか?」
神「おまえ試作第一号ね。命名女」
女「が、がんばります!」
神「まあまあ、気楽にしてよ。チップスター食う?」
女「さくさく……でも私、何をすれば良いんですか?」
神「というと?」
女「えーと、ミツバチさんみたいに巣を作ったり、犬さんみたいにグループを組んだり、ヒマワリさんみたいに綺麗に咲いたりとか」
神「…………えーと」
女「か、考えてなかったんですか?」
神「ま、その辺はおいおい」
女「それでいいんですか?」
神「とりあえずエアコンつけとくからダラダラしといて。あ、こっち洗面所ね。風呂はあっち」
女「い、いいのかなあ……」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:09:58.07 ID:hdhHFOt70
女「神様、私の身体っておかしくないんですか?」
神「おいおい、神の計画はガチよ? 俺の作ったものにおかしいもんなんてないんだゼ」
女「ご、ごめんなさい。でも、ちょっと気になるところが」
神「ま、言ってみ」
女「なんだか私、神様より体が小さいですし、全体的にふにふにしてるし」
神「個人差個人差」
女「私は胸にヘンなやわらかいふくらみがありますけど、これもですか?」
神「あるあr……ねーよwwwwwwww」
女「あ、ありますよ! なんでこんなところでノリツッコミとか!」
神「ごめんごめん。まあ気にすんな、そのうち意味が分かる」
女「そのうち?」
神「おうですよ。試作品第二号“男”の完成後にな」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/28(火) 00:11:11.94 ID:bDsQNC9P0
このスレで悟った
人類は所詮試作品である、と
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:16:41.99 ID:hdhHFOt70
神(ごろごろ)
女(ごろごろ)
神「んんー、神ともあろうものがこうしてゴロゴロしてるだけじゃいかんね」
女「神様、あんまり長くお休みしたらいけませんよ」
神「最初はおまえと男を作ったら、一日だけ休むつもりだったんだがねえ」
女「もう私が生まれてからけっこう経ってますよね」
神「いや母さん、仕事なら見つかったって! いやほんと、もう内定決まりそうなとこ!」
女「……ニート?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:24:09.29 ID:hdhHFOt70
女「神様かみさまー。男さんについてお願いがあります」
神「ん、何よ。慌てたって奴はそう簡単には生まれないぞ」
女「いえ、男さんが生まれた後の事についてお願いが」
神「んむんむ。お母さんに言ってみなさい」
女「男さんが私より先に生まれた事にしてくれませんか?」
神「……まって。どゆこと?」
女「このマンガで覚えたのですが、私より男さんが先に生まれたなら、男さんの事を“お兄ちゃん”と呼ぶ事になるんだそうです」
神「ま、いちおうきょうだいの関係だしな」
女「なんだか、とてもいい響きです。お兄ちゃん……うふふ、お兄ちゃん……」
神「なんという妹属性……!」
女「お願いです、男さんを“お兄ちゃん”って呼ばせてください!」
神「よし分かった、後世の歴史は全面的かつ大幅に歪曲してやる!」
女「ところでこのマンガ、誰が描いたんですか?」
神「俺」
女「神様働いてる!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:30:29.12 ID:hdhHFOt70
蛇「〜〜♪」
女「あ、蛇さんだ。かわいいな」
蛇「〜〜〜……きゃっ!」
女「え? ど、どうしたの?」
蛇「転んじゃった……痛いよう……」
女「足がないのに!?」
蛇「そ、そうだ。いたいのとんでけすればいいんだ」
女「と、とんでけ? というか、だいじょうぶかな?」
蛇「いたいのいたいのとんでけー……ふええ、手がないからできないよう……」
女「ど、ドジっ子幼女……!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:35:55.88 ID:hdhHFOt70
>>14
女「と、とにかくー。こっちむいてー」
蛇「ふえ……だれ? 二本足のでっかい生き物……」
女「いたいのいたいの、とんでけー」
蛇「あ……」
女「とんでけー、とんでけー……とんでった?」
蛇「う、うん……」
女「おし。なでなで」
蛇「えへへぇ……」
女「元気出してね。はい、このマンガ貸してあげる」
蛇「ほえ?」
女「うんとね、お兄ちゃんと妹が出てくるマンガなの」
蛇「いもうと?」
女「うん。妹はお兄ちゃんの事を愛して、子供を生んだりする」
蛇「ふ、ふええ……えっちなマンガ?」
女「えっちってなんだろう。よくわかんないけど、たぶんそうかも」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:45:41.12 ID:hdhHFOt70
女「神様、たいへんたいへんです」
神「こうして名前を縦に並べると女 神 って見えね?」
女「何のはなしですか……とにかく、真面目な話なんです」
神「おk、なんでも話してみなさい」
女「はい、私のおまんこから血が出ました」
神「……いや、なんでもとは言ったがね。それはどんな単語でも平然と言っていいって意味じゃなくてね」
女「で、でも、私の××××から血なんて……あ、あれ? うまく喋れない?」
神「神様権限で伏せ字な。とりあえずナプキンやるから落ち着け」
女「なぷ?」
神「使い方は冊子にしておく。ま、そんなに気にするな。歯周病よりも自然な出血ですよ」
女「はい、ありがとうございます……」
神「やっぱ具合悪いか?」
女「ちょっとだるいかも。私の身体って、不便なんですね……」
神「まー、おまいは俺じゃないからなあ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 00:52:36.47 ID:hdhHFOt70
神「おし、調整完了」
女「は、箱の中で神様が喋ってます!」
神「予想通りの反応どうも。今日はテレビってもんを作ってみました」
女「てれび?」
神「天才てれびくん。ただ、これは人間が増えてから作られるはずの道具なんだが……」
女「か、神様っ、箱の中に神様がいっぱいっ!?」
神「仕方ないから出演者を全部俺にしてみました。アニメで」
女「神様がたくさんいて踊ってるーっ!?」
神「あーいまーいさんせんち? そりゃぷにってことかい ちょっ!」
女「こわいですよ!?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:00:02.37 ID:hdhHFOt70
女「今日は私がごはんを作ってみました。どうですか?」
神「んまいね。カレーとかガチですよ」
女「えへへ、ありがとうございます」
神「でもおまえ、カレーしか作れないだろ。肉じゃがとか似たようなレシピも覚えろ」
女「お兄ちゃんが生まれたら、たくさんお料理を覚えて……」
神「さりげにゆがみっぱなしな発言ですネ」
女「そういえば」
神「ん?」
女「神様もごはんを食べないとおなかがすくんですか?」
神「ひみつ」
女「え、えー……?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:10:03.75 ID:hdhHFOt70
神「うーん。どうしよっかなー」
女「神様、なに悩んでるんですか?」
神「んー、人類試作品二号こと男だけどね、どうやって作ろうかと悩んでさ」
女「どんな作り方があるんですか?」
神「まー、塵から作ったり、おまえの身体の一部から作ったり、あとひとつ面白そうなやり方が」
女「おもしろそうな……」
神「ん、まあにゃんことかわんこみたいに、妊娠してから男を産んでもらうってやり方がさ」
女「よくわかりませんけど、犬さんみたいなのは楽しそうですね」
神「現状だと相手がいないからな、いわゆる処女懐胎ってやつよ」
女「でも、誰が妊娠するんですか?」
神「おまえ」
女「私!? ちょ、ちょっと考えさせて!?」
神「後の大工の息子である」
女「よくわかんないけどなんか違いますよ!?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:21:07.60 ID:hdhHFOt70
神「おまえ兄が欲しいみたいだけどさ、同じ女の家族とかはいらないの?」
女「ふえ? ええと、私と同じような身体つきの子ですか?」
神「そうそう、男女の区別な。ま、女の子をまた作る予定はないけど」
女「じゃあなんでそんなこと……?」
神「逆に考えるんだ。女を作らないなら俺が女になればいいんだ」
女「え、え?」
神「ふふふ。変身!」
女「か、神様がちっこくなった!?」
神「えへへー。お姉ちゃーん、あそぼー」
女「え? えーと、その」
神「お姉ちゃん大好き☆ ねえねえ、かまってかまってー」
女「……神様」
神「なあに?」
女「キモい」
神「ひどいよお姉ちゃん!?」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:22:24.02 ID:HvgsxVx00
新ジャンル:「人類創造ギャグ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:41:50.34 ID:hdhHFOt70
神「このまま他に人間を作らなければ、あらゆる罪は生まれようもないんだがな」
女「?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:50:06.28 ID:hdhHFOt70
神「たまには気分を変えよう。おまえ、一日メイドさんな」
女「メイド……ちゃん?」
神「メイドさん。この服を着て仕事をやるんだ」
女「が、頑張ります! でも、何をすればいいんですか?」
神「うむうむ。飯を作ったり、家の掃除をしたりする」
女「はい! 他に何かありますか?」
神「えーと、ベッドメイクしたり来客の相手をしたり」
女「来客っていうと、蛇ちゃんとか?」
神「そのくらいしかいないデスね」
女「はい。ところで今日は、もともと私が家事の当番ですよね?」
神「そうデスね」
女「……いつもと同じでは?」
神「これが永遠に生きる者の退屈というものか……!」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 01:55:49.57 ID:hdhHFOt70
>>39
蛇「こんにちはあ」
女「はい、こんにちはー……えーと。この服、おかしくないかな?」
蛇「ううん、そんなことないよ! とってもかわいい!」
女「あ、ありがと。ちょっとはずかしいね」
蛇「いいなあ。あたし、人間の身体じゃないから、服着られないよ」
女「蛇ちゃんはうろこがつるつるで綺麗だよ」
蛇「そ、そんなことない!」
女「なでなで」
蛇「な、ないもん……えへへぇ……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:08:43.51 ID:hdhHFOt70
>>41
女「神様、普通の動物さんを人の形に変えたりとかはできないんですか?」
神「まあそれくらいはいわゆる朝飯前、睡眠中ってやつですが」
女「やる気なさそう……」
神「実際やる気はねえなあ。誰か変えたい奴がいるん?」
女「んと。蛇ちゃんが、私みたいな女の子にならないかなって」
神「ふーん」
女「蛇ちゃんに手足が生えたら、可愛い服を着て、手をつないで一緒に歩いてたり……」
神「楽しそうな顔だねえ」
女「きっと、楽しいと思うんです。だめですか?」
神「だめ」
女「な、なんで……?」
神「あいつに人間にしてやろうかって言ったけど、断られたもん、俺」
女「そ、それこそなんで!?」
神「蛇には人間には持てない悪知恵があるんだよ。それが消えちまうのが嫌なんだってさ」
女「蛇ちゃんに悪知恵……?」
神「そそ。しねしね団くらい悪い知恵」
女「なんか、すごい似合わない言葉ですけど……」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:03:23.88 ID:Fob0RIl60
>>1ってもしかして自称神の>>1?
違ったらごめんよ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:18:28.61 ID:hdhHFOt70
>>44
違うけど影響は受けてると思う。
女「誕生日!」
神「突然どうした?」
女「神様に見せてもらった本の中で、誕生日祝いのパーティというのがありました」
神「そういやそんなのもあったな。やりたいん?」
女「はい、年に一度の、とっても幸せそうな……あれ?」
神「ん?」
女「あのあの、一年って何日ですか?」
神「公転周期に合わせるのがフツーかと」
女「こうてん……?」
神「……あ。ごめんごめん、地球公転させんの忘れてた!」
女「え、え……え?」
神「自転はすぐ設定したんだけどなー。はい、だいたい365日周期で公転開始っと」
女「きゃーっ!? な、なんか、なんかすごい力がかかってるーっ!?」
神「なあに、かえって慣性の法則を覚えられる」
女「かみさま助けてーっ!」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:31:47.75 ID:hdhHFOt70
神「さて、そろそろ人類試作品第二号の生まれどきですよ」
女「私のお兄ちゃんが……でも、結局どうやって作られるんですか?」
神「俺は決める時はあっさり決める神ですよ。とりあえず、おまえの肋骨をくれ」
女「私の身体からお兄ちゃんを作るんですね?」
神「どっちかっつうとおまいが姉なんだが……とにかく、覚悟はいいか?」
女「い、痛かったりしますか?」
神「いやいや、そういうんじゃなくてな」
女「?」
神「いや、要はアレアレアレ……こう、男とケンカとかすんなよ、とか?」
女「よくわかんないです」
神「俺もわかんなくなってきた」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 02:43:20.23 ID:hdhHFOt70
>>50
神「んじゃ、ちゃっちゃっと奇跡っぽいのとかはじめるよー」
女「は、はい」
神「こう肋骨を持ってと……汝、かのじょの名は、女なり」
女「か、神様の声が一気に三段ほど渋く!」
神「かのじょは我々に似て、しかし美しく髪を伸ばすもの。かのじょは歌い手にして養うもの」
女(わ、私の事かな? 綺麗とか、えっとえっと)
神「見よ。われは女に男を与えよう。それは汝の愛である」
女「……お、お兄ちゃんを……私が、愛する……?」
神「かれは我々に似て、力強くある。かれは……なんかもういいや、めんどいし」
女「わ、わたし……お兄ちゃんの事……え?」
神「はい終わり。はじめまして男さん」
男「あ、おはようっす」
女「ちょっっっっ!?」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 03:15:38.81 ID:d9Tk9Rus0
今日人類が初めて木星についたと聞いて飛んできました
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/28(火) 03:14:27.56 ID:hdhHFOt70
俺はこの辺でとりあえず落ちる。みんなありがとう。
男「…………んぐ」
女「肉じゃが、おいしい?」
男「ああ。いつもありがとうな」
女「えへへ。同じ人間同士、私たちは愛し合うべきなんだって神様が言ってたの」
男「ん、んん……ま、俺たちは少なくとも嫌い合ってはいないよな、うん」
女「改めて考えるとよくわからないな。神様の事もお兄ちゃんの事も、私は好きだけど……」
男「愛ってなんだろうな。俺にもよく分からないよ」
女「う、うーん……あ、そうだ。ひとつ分かる事があるよ、愛」
男「なんだ?」
女「お兄ちゃん、結婚しよう」
男「よし、落ち着け」
|








