ワラノート


戦前の本に載ってた「恋愛成功の心得」を淡々と貼っていく

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:43:45.12 ID:uZlPMTOX0
昭和十年発行の「夫婦和合家運繁栄の秘訣二百十ヶ条」より


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:45:22.94 ID:QcrUXDF2i
興味深い


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:45:24.27 ID:uZlPMTOX0
第一條 
恋愛は一生涯の事業である

年に二回、
陽気の変わり目ごとに行われる猫の恋の如きものは恋愛ではない。
恋愛の花には結婚の実が結ばれなければならない。
だから恋愛は一生涯の事業だと云うのも、
決して奇を衒って云うわけではない。
その恋愛、果たして成功なるや、不成功なるやは、
二人が死して、いよいよ棺を蓋って後に判断すべきだ。



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:45:56.13 ID:Q+2ZOKYs0
☆(ゝω・)vキャピ がついてねーぞ


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:46:15.20 ID:uZlPMTOX0
第二條 
恋愛は盲目なるべからず

昔から「恋は盲目」だと云う。
黒ん坊の奴隷が女王クレオパトラに恋をしかける小説の中での話のように、
片恋に焦れ死ぬのはその人の勝手と云えばそれまでだが、
浮気、色気の沙汰ならいざ知らず、
結婚の前提としての真面目な恋愛の場合には、
その第一条件はお互いの調和である。
恋は盲目なるべからず、無理のない恋愛が理想的な恋愛である。



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:47:10.51 ID:CBShY40Y0
勉強になる


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:47:13.99 ID:uZlPMTOX0
第三條 
恋愛と友情とを区別せよ

友達の我儘は大目に見て許せる。
しかし、我儘な妻、
あるいは夫と毎日朝から晩まで鼻を突き合わせて暮らしているうちには、
堪忍袋の緒も切れる。
だから、異性の親友として好ましい相手でも、
その友情をそのまま恋愛に転化させることが出来ると思ったら大変な間違いだ。
それをごっちゃにする人には、後からすぐに後悔がやってくる。



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:47:44.32 ID:9lJWhdPS0
真面目だ


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:48:35.23 ID:uZlPMTOX0
第四條 
恋愛と浮気心はまったく別物

電車の中で会った人にも、往来で目にとまった人にも、
一寸好ましいと思う人があるものだ。
所謂「一目惚れ」とはそのことだ。
しかし、そんな浮気心と恋愛とを一緒にすると、
飛んでもない間違いのもとになる。
一夜にして咲く花はまた一夜にして散るものだ。
恋愛の花は散れば、必ず悲劇になる。
本当の恋愛のためには、そんな浮気心はおさえつけねばならない。



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:49:22.34 ID:QcrUXDF2i
ほうほう


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:49:44.47 ID:uZlPMTOX0
第五條 
胡蝶の如き恋愛専門家に気を許すな

自分の浮気心をおさえるとともに、
また相手の浮気心を見破るだけの用意がなければならない。
胡蝶の如く、花から花へと舞い移る専門的恋愛家に気を許してはならない。
少なくとも一年間は交際してみよ。
そのうちに、もし相手が浮気者なら、厭きて他の花に舞い移ってしまうであろう。



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:49:48.26 ID:2QDpR3Ke0
想像以上に真面目だった


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:50:27.49 ID:uZlPMTOX0
第六條 
恋愛の要求には簡単に応ずる勿れ

結婚生活に入った後に、
こんな人とは思わなかったと、愚痴をこぼす位馬鹿な話はない。
それは、相手の恋愛の要求に簡単に応じたその人の罪である。
夜店の品物を買う時ですら、品物の吟味が必要である。
買って帰ってから、すぐ何んだつまらないと、後悔するような品物を、
商人の口車に乗せられて、うかうか買ってしまうような馬鹿な真似をする勿れ。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:51:16.68 ID:9lJWhdPS0
割りと良いこと言ってるな


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:51:29.50 ID:QcrUXDF2i
例えが分かりやすいな


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:52:02.18 ID:uZlPMTOX0
第七條 
自分一人を恋していると自惚れるな

彼女または彼が自分一人を恋していると自惚れたら、大変な間違いである。
そんな気持ちでいれば、相手も「何んだ」と云う気になる。
むしろ、世の中には自分よりもすぐれたものは沢山いるものだと思うべし。
その大勢の中から自分一人を選んでくれたことに対して感謝の気持ちをもち、
その心持で生涯相手に対すべきだ。



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:52:12.03 ID:kY4OoScO0
戦前のお堅い奴らが恋愛に飢えてるとはなんか親近感があるね


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:52:20.04 ID:p6gs+vAHO
興味深い


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:52:50.89 ID:uZlPMTOX0
第八條 
恋愛にも試験時代が必要

恋愛は一生涯に一度のものだ。
だから、人はたった一発きり弾を用意せぬ狩人のような慎重な態度が必要だ。
これぞと思う相手を見て、その貴重な一弾を発射すべきだ。
だがその前に、相手の人格をあらゆる方面から注意深く観察するための
永い試験時代がなければならない。



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:53:48.17 ID:QcrUXDF2i
時代は変われど人は変わらじ


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:54:06.43 ID:uZlPMTOX0
第九條 
恋愛にも年齢あり

文豪ゲーテとかストリンドベリーとかは老年になってから、
まだ二十にもならない少女を恋した。
いくら相手が彼らの如き大文豪でも
そんなお爺さんでは少女の方で問題にしなかったのは当然だ。
また例え、少女の方で老人の真情に同情して目出度く結婚生活に入ったとしても、
その結果はどう考えても不幸だったに相違ない。
恋愛が結婚に行きつくものである以上、
やはり年齢のことについても考慮するのが当然である。



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:54:21.32 ID:jsxewx/70
かっこいいな


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:55:16.19 ID:uZlPMTOX0
第十條 
恋愛の経験は尊からず

何事についても経験と熟練ほど尊いものはない。
しかし恋愛だけにはこれは例外である。
恋愛の経験は少ないほど尊く、また熟練をつまぬほど尊い。
いな、恋愛の経験はその将来の夫
または妻に対する唯一度かぎりのものであってほしい。



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:11:51.68 ID:jxtTQgeRi
>>29
素晴らしき教え
現代の日本人全員に読ませるべき


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:58:40.52 ID:Tjjn2oOLO
つまり童貞最強ってことだな


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:58:45.76 ID:uZlPMTOX0
第十一條 
恋愛保菌者に近づくな

病気には、一度それにかかったら二度とかからぬ免疫性のものと、
一度かかった人ほど再びかかりやすい業病とがある。
恋愛病もその業病に似ている。
それには予防注射も発明されない。
うかうか近よると感染する恐れがあるから、
恋愛病の保菌者に近づく時は充分な用意が必要である。



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:59:00.90 ID:QcrUXDF2i
私の刀はまだ一度として鞘から出した事がないから大丈夫だと信じる


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:04:59.79 ID:okMlZ7E80
>>31
恋愛病の保菌者という書き方が妙に可愛くて好きだ


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:02:02.91 ID:uZlPMTOX0
第十二條 
恋人を買い被るな

「恋愛論」で名高いスタンダールも
「恋愛の結晶」と云うことを説いている。
平たく云えば「あばたもえくぼ」と云うことで、
相手のくしゃみの仕振りまでも何となく嬉しいと云う心理である。
これが一朝恋の熱度がさめかかってくると、相手のくしゃみの仕振りまでが
何となく癪にさわると云う心理に転化するのであるから恐ろしい。
だから相手を悪く悪く見積もるほどではなくても、
冷静な批判的な態度を失ってはならない。
そうした態度がなければ、後になって必らず後悔するはめになって来よう。



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:03:44.13 ID:uow9+6/x0
今の恋愛指南書と比較してみたいな


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:04:17.40 ID:Z4M5A/dr0
なんか日本人だなあ


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:04:50.07 ID:uZlPMTOX0
第十三條 
恋人に自分を買い被らせるな

自分の恋する人の前では、
誰でも無意識のうちに自家広告をしているものだ。
自分を出来るだけ相手に気に入るように見せようとするのは人情である。
けれども、恋愛は結婚への関門であり、結婚生活は一生涯のことだから、
後で段々箔がはけて来て地金が出て来るようになると相手は失望し、
結婚生活が面白く行かないことになる。
だから、自分の美点とともに、欠点を理解させることも忘れる勿れ。



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:05:06.21 ID:QcrUXDF2i
本来こうあるべきだな


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:02:01.45 ID:Q+2ZOKYs0
二百十もあんのかよ


>>34
恋愛関係は48か条ある



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:07:41.92 ID:uZlPMTOX0
第十四條 
結婚争闘は禁物なり

自分の他に競争者があることを発見した場合には、
ただちにあきらめて舞台裏に引っ込むことが賢明な態度である。
「あきらめ」と一口に云えば簡単だが、
これが実際にはなかなか困難なことは云うまでもない。
しかし、もし競争者が自分以下の者なら、
そんな者を相手にしている自分の恋人を「見損った」とあきらめるべし。
またもしも競争者が自分以上の者ならば、
そこへのさばり出ることは、すなわち恋人の幸福を妨害することだ。
勝つにしろ負けるにしろ、結果の面白からぬは明らかなことだ。
恋愛小説によく出て来る三角関係を味ってみるべし
小説としてのん気に読んでいる時には面白くもあろうが、
実際自分がその渦中にあるものだとして考えて見たら、
まったく御苦労千万とも、馬鹿らしいとも何とも云えぬ
余計な閑つぶしであることに思い当たるだろう。



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:08:54.52 ID:DtFjpA0W0
もっともすぎワロタ


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:09:04.73 ID:9lJWhdPS0
当時は有名だったんかな
かなりしっかり書かれてるな


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:10:57.64 ID:uZlPMTOX0
第十五條 
恋愛も生活から

生活を考えぬ恋愛は有閑紳士有閑婦人の恋愛である。
遊戯に過ぎない恋をして、恋人同志がめいめいの家を飛び出して、
温泉場などを嬉々として遊び廻っているうちに金に窮して、
遂に死を計った等と云うことは三面記事の材料として、
新聞記者を喜ばすだけの価値きりない。
まづ自分の生活、相手の生活を考えよ。
生活の中から生まれ出た恋愛こそ本当の恋愛である。



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:12:39.45 ID:0DV74B0u0
戦前育ちの文章は本当に読みやすくてきれいだわ


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:13:26.81 ID:QcrUXDF2i
現代日本人のみならず未来永劫語りついで良いと思う


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:14:02.44 ID:uZlPMTOX0
第十六條 
恋人の第一の資格は飽きの来ぬ人たること

「目についた女房そろそろ鼻につき」―それでは困る。
一生涯恋しても飽きの来ぬ人。
いな、永く一緒に居れば居るほど、
ますますよくなって来るような人でなければ真面目な恋愛の対象にはならない。
それが恋人の第一の資格だ。



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:15:12.82 ID:ONmG6JGz0
正論すぎてワロタ
つい最近生まれて初めて彼女が出来た俺のためのスレかと思った


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:16:15.46 ID:QcrUXDF2i
>>51
爆ぜろ


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:17:22.28 ID:uZlPMTOX0
第十七條 
誰からも好評な人を選ぶべし

あの人は皆に誤解されているが、
自分だけはあの人の真価を知っているなどと、自惚れる勿れ。
それは恋愛のために正気を失った場合に誰でも云うことだ。
もとより、世間の評判などは極く皮相的なもので、
そんなものにとらわれることは間違いだが、
その人の兄弟姉妹とか、
極く親しい者がその人をどんなに批評するかを注意しなければならない。
その人が日常親しく接触している人の誰からも好評であれば、
その人を恋人に選んで間違いがない。



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:27:02.26 ID:TsqmJ1yY0
>>53
「あの人は皆から誤解されているが、自分だけはその真価を知っている」
あるある過ぎてわろたw


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:20:11.28 ID:uZlPMTOX0
第十八條 
恋愛の陶酔に正気を失う勿れ

恋愛と生活を取り換えっこしてはならぬ。
一生涯恋愛の陶酔の中に生活することが不可能であるのはわかりきったことだ。
だから一時の感情のために生活をめちゃめちゃにしてしまっては何にもならぬ。
生活を豊富にするのが恋愛である。
生活を破滅させるのは頽廃である。
恋愛の陶酔の中にも正気を失わぬことだ。



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:23:37.11 ID:uZlPMTOX0
第十九條 
結婚に到らぬ先に恋の油を燃やしつくすな

金銭の浪費は生活を破綻させ、愛情の浪費は恋愛を破滅させる。
恋愛が一時の遊戯に過ぎないものならそれでもいいが、
しかし恋愛は永い結婚生活の大道につづく関門であることを忘れてはならぬ。
熱愛しすぎた同志が結婚生活に入る頃には
そろそろ恋愛の倦怠期になっていたりするようだと、
その人々は味気のない結婚生活を送らなければならないことになる。
西洋の諺で「結婚は恋愛の墓」と云うのも、このことを云ったものだ。



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:25:40.33 ID:emtbGrsk0
面白いな


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:25:57.99 ID:ct3FbvgsO
ビッチとヤリチン、見てる~?^^


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:26:01.54 ID:uZlPMTOX0
第二十條 
打算する人に許すな

理性と打算とを混同するな。理性的でなくてはならぬ。
しかし打算的な恋愛をする人に決して許してはならぬ。
算盤がはずれた時には恋も終わりとなるようでは言語道断である。
理性はある場合には自己犠牲をさえ要求するものである。



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:27:58.76 ID:emtbGrsk0
お見合いってどういう位置づけになるんだろう


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:28:46.28 ID:DtFjpA0W0
首メッチャ縦に振りながら読んでるわ


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:29:11.91 ID:uZlPMTOX0
第二十一條 
親しき仲にも礼儀あり

恋人同志の間に遠慮は野暮の骨頂である。
遠慮がなくなることに比例して親密の度はまして行く。
しかし礼儀と云うものは遠慮とは全く性質の異なったものだ。
相手の人格を無視した言動や、自分勝手の要求ばかりしているようでは
相手を憂鬱にさせ、やがて厭きられる。
それをしないのが礼儀である。



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:33:08.27 ID:uZlPMTOX0
第二十二條 
人に疑惑をもたせるような言動は禁物

智者も学者も踏み迷うのが恋の路である。
賢明な人でも恋人のこととなるとつい熱して来て、
傍の人が「はてな?」と思うような態度を見せたりする。
しかし、こんなことは百害あって一利なき余計なことだ。
成功すべき恋愛が、
傍から水をさされて失敗に終わるようなことが起こるのは、
往々こうした軽率な態度に原因しているのだ。



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:35:45.95 ID:uZlPMTOX0
第二十三條 
口達者には警戒せよ

新聞に時々現れる所謂「色魔」の特徴は口の達者なことだ。
自分はこれこれの大学の教授だとか、自分の父は華族だとか、
自分は有名な芸術家だとか、
言葉巧みに法螺を吹いて相手を煙に巻いておいて、
巧妙に魔の手を伸ばすのである。
まったくの法螺ではないとしても、
とかく自己広告をしたがる者には気を許してはならぬ。
そう云う種類の者には健実な人物がいたためしがないのである。



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:37:35.63 ID:QcrUXDF2i
だが無口過ぎて情報が全く手に入らないのも問題


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:38:39.32 ID:uZlPMTOX0
第二十四條 
不平家に警戒せよ

何にでも不平を抱く人がある。
そんな人物にかぎって
天下国家の問題で大きな不平を抱くと云うような気概はなく、
自分の家庭、自分の友人、
自分の地位に対して常にぶつぶつと不平を呟いているもので、
そんな人物と結婚したが最後、
箸の上げ下げにまで文句を言われなければならない。
朗らかな家庭生活なんかは望むべくもない。
深く警戒すべし。



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:41:12.57 ID:Ntr/qPEGO
今も昔も恋愛の概念ってそんなに変わらないんだな
なんか昔の人と親近感湧いた



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:43:09.39 ID:uZlPMTOX0
第二十五條 
道ならぬ恋は禁物

道ならぬ恋のために身の破滅を招いた人々の記事が、
毎日の新聞紙上から絶えたことがない。
まさか自分がそんなことをするはずが無いとは誰もが思うだろうが、
運命の戯れは神秘である。
誰も自分の将来を知っているものはない。
しかし、どんな機会に、どんな立場におかれようとも、
「道ならぬ恋はすまじ」と固く心に銘じておけば、
他人を苦しめ、自らも苦しむこの地獄からは救われるであろう。



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:44:02.42 ID:56av9Ro40
有名な本かと思って「恋愛成功の心得」でググったら
合コンでモテる術とかいっぱい出てきて>>1の本との差にワロタ


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:46:03.18 ID:uZlPMTOX0
第二十六條 
石橋もたたいて渡れ

恋愛に大胆勇敢は禁物である。
石橋も一度たたいてみてから渡る小心と臆病が必要である。
なぜなら恋愛は一生涯に一度たるべきもので、
その失敗は一生ついて廻るものだからだ。
余りに臆病なために一度の機会をのがしても、
再びよりよい機会が来ることもあろう。
しかし、用心を欠いたために、一度の機会に失敗してしまったら、
とりかへしがつかぬ。



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:52:36.28 ID:uZlPMTOX0
第二十八條 
明るみに出されても恥なき恋は最上の恋

ガラッと障子を開けられて、
アッと逃げ惑うような恋はなすべからず。
明るみに出されても、恥なく、
堂々と大手を振って通れるような恋は最上の恋だ。
恋愛に、無理もなく必ず成功する秘訣は、こうした恋をすることだ。



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:54:46.67 ID:uZlPMTOX0
第二十九條 
度を過ぎた期待を持つ勿れ

「これほど愛しているのに冷淡だ」とか、
「あれほど愛してくれたのに、今の冷淡さ」とか云う愚痴が出るのは、
相手に度を過ごした期待を持つためだ。
いつも強度に熱していれば、電線だって切れるではないか。
たまには息を抜くのもよろしい。
「恋愛にも休日あり」とはフランスの詩人の言葉だ。
だから、ほかに気が移ったというようなことならいざ知らず、
たまに恋人が冷淡な態度を見せることがあっても、
一一取り上げて問題にしてはならない。
余り五月蝿くすると、かへって悪い結果を招くものと知るべし。



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:56:14.04 ID:IiN6GwT30
>>80
猛省した



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:57:10.67 ID:uZlPMTOX0
第三十條 
両天秤にかけられるな

何事でも競争者があれば、自づと熱中したくなるのは人情だ。
たださへ熱中し勝ちな恋愛となると、この傾向は最も激しい。
だが、「あなたばかりが私に恋しているのではない」などと、
両天秤にかけられて、焦ったりしてはならぬ。
焦ればつまづく。だから君子危うきに近寄らずだ。
そんな場合には黙って身を退いてしまうのがあなたの為であることが、
後になってから必ず思ひあたるでせう。



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:57:24.65 ID:wKCRSTHe0
内容云々以前に文章として整っていて読んでて面白い


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 23:59:30.32 ID:uZlPMTOX0
第三十一條 
不自由な恋もまたよし

「まああんな天使のような娘が私を騙していました」
と愚痴をこぼす神のような親がある。
それも恋人に会いたい、会った上は片時もそばから離れたくないと云う、
止むに止まれぬ娘の恋心からだ。
しかし家庭が厳格だったり、人目の関があったりして、
恋愛のためには不自由な境遇も、必ずしも呪うべきものとは云えない。
そうした不自由な恋愛を通過した結婚生活においてこそ、
誰にも遠慮しない楽しい家庭の味が一入なのだ。



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:03:43.29 ID:d9w8aj4P0
>>85
文章のセンスがすげえ
感動したわ


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:05:43.00 ID:bpdGNsDZ0
>一入なのだ
なんて読むのこれ


>>89
「ひとしお」とルビがふってある。



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:08:44.36 ID:h/PqaXVQ0
ひとしお!


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:03:22.01 ID:7BkW0nxU0
第三十二條 
最悪の場合にも備えよ

「夜半に嵐の吹かぬものかは」である。
名船長は平和な海を航海する時にも、嵐が突発する時の用意と覚悟を忘れない。
それでこそ船を遭難から救い出すことが出来る。
最悪の場合に徒に狼狽するようでは、船を暗礁に難破させてしまうだろう。
恋愛にも名船長の用意と覚悟が必要だ。



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:06:17.20 ID:7BkW0nxU0
第三十三條 
余りに甘き恋人は反動化する

五月蝿いほどお世辞のよい人がある。
靴の紐まで結んでくれるし、ステツキまで持たしてくれる。
その余りにも甘い恋人は結婚生活に入ると必ず反動化するものだ。
と云うわけは、そう云う娘さんにかぎって、感情的で機嫌買いであるって、
気に入らない点がぼつぼつ見えて来ると、ヒステリーを起こしやすいからだ。
いつまでも平和な結婚生活を楽しみたいと思うなら、
この種の人には注意して近づかなければならない。



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:07:56.08 ID:peZ4Ntd60
メンヘラっていつの時代でもいるんだな


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:11:20.32 ID:xKCzA/J+i
>>90
デレツンの概念は古くから日本に根付いていたのか


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:08:49.58 ID:7BkW0nxU0
第三十四條 
押しに負けるな

石に噛りついてもお華客をつくらうと云う御用聞きのしつこさをもって、
手をかえ品をかえ恋の押し売りをする人がある。
この押しの強さを、真面目さを取り違えて、ついホロリとして、
しまひには押し切られてしまう人がある。
あとになって、それを残念がってももう遅い。



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:13:33.51 ID:js/URbqj0
お華客は「おとくい」で合ってる?

いいなぁ、戦前の読み物は言い回しに妙がある
何故、戦後の読み物にこの洒脱さが無いのだろうか?
まさに文明の堕落であろう


>>98
そうそう。おとくい。



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:12:16.62 ID:7BkW0nxU0
第三十五條 
見ぬ恋は後悔の原因をつくる

よく文学少女などが、一面識もなく、その人柄も知らぬ芸術家に、
その作品なり、名声なりにあこがれて、まだ見ぬ恋をすることがある。
それと同じ筆法で、往々未婚の紳士諸君が某家の令嬢とか、
あるひは某ダンスホールのダンサーとかに、
人の噂を聞いただけで、まだ見ぬ恋をして、相当悩むことがある。
しかし噂と現実とはいつも食いちがっているものだ。
間に立つ人がいて、この恋が成功したとしても、
決していい結果が生まれないのも当然だ。



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:17:44.24 ID:WPj0rI980
>>97
おいお前らなんか言われてるぞ


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:13:33.65 ID:7BkW0nxU0
第三十六條 
手形のインフレはなすまじきこと

財政の破綻はインフレーションから。
商人の失敗は不渡手形の乱発から。
恋愛においても、恋人を喜ばせるために、
結婚してからのことについて余りにも多くの約束をするのは失敗の因である。
決してそれが心にもない嘘を云ったわけではないにしても、
いざ結婚してみると、
なかなか思ったやうにならないのが常である。
毎週一回づつ温泉に行こうと約束しても、
それがどうして一年に一回も実行できないことになる。
その結果は「騙された」の「裏切られた」のと云う騒ぎになる。
だから、恋愛時代には不渡手形を乱発して、
余りに大きな期待を持たせぬがよい。



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:14:38.83 ID:7BkW0nxU0
第三十七條 
人形を愛する勿れ

人形のやうな可愛がりかたをするならば、
愛される方でも物足りないものだ。
愛する方でもやはり物足りない。
永い間には寂寞を感じはじめる。
こつちで愛するだけのものを愛し返すことの出来る恋人を選べ。
その張り合いがあつてこそ夫婦の愛は永つづきするのである。



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:17:38.06 ID:okMlZ7E80
戦前の本っていいな。
恋愛指南本でここまで面白いのか


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:17:39.15 ID:7BkW0nxU0
第三十八條 
容色自慢の人をもつな

どうせ恋人とするからには、少しでも美しい人がよい。
だがその美を意識して鼻にかけるような人を恋人にもつな。
また決してその美を意識させるようなお世辞も云うべきではない。
はじめのうちは成功しそうに見えた恋愛が、
次第に結果がよくなくなっていく原因も、
その辺に根ざしていることが往々にあるのだ。
恋愛の妙味は人間味のうちにあるので、
決して美の中にあるのではないのだから。



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:21:14.24 ID:b8K7N/1m0
なんかハッとさせられた


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:19:09.62 ID:7BkW0nxU0
第三十九條 
文化的な恋人は避けたきこと

勿論時代おくれの恋人も困るが、
余りに文化的な人を恋してはならない。
一枚三十何銭の座布団ですむところを
テーブルと椅子のセットの一組何十何円也のものでなければ
いけないことになり、
郊外の野原をぶらぶら散歩するなんてことは退屈だから
銀座へお茶を飲みに行こうと云うことになる。
万事がこの調子だと、
単に金がかかってやり切ないと云うようなことばかりではなく、
こうした上面ばかりの浮つ調子の文化の中に、
生活の真実味を解消してしまうやうな結果になって、
一生浮かばれないことになる。



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:19:22.46 ID:UNRoB8c3i
根本的な事だが皆が忘れかけている事を改めて思い出させてくれるな


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:21:21.03 ID:brG2KQAA0
なんか戦前も今と同じような恋愛してたんだな
お見合い結婚とか男尊女卑が当たり前だと思ってたから
男女同列に並べてるっぽい書き方はかなり意外だ


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:21:37.49 ID:w9B1ts9C0
どうせ最後に※ただし容姿端麗者に限るとか書かれているんだろ


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:22:21.62 ID:7BkW0nxU0
第四十條 
趣味に取り入る恋は曲者

音楽がお好きですか、それともハイキングですかと、
相手の趣味に探りを入れて、
自分も同じ趣味であるかのやうに見せかけるのは、
恋愛技巧家の常套手段だ。
とかく同じ趣味からは恋愛に入り易いからだ。
しかし、趣味から入った恋愛は、
結婚生活の地味な苦労に耐え難く、そこでたちまち破れやすい。
まして、付焼刃の趣味を利用して恋人に取り入ろうとするやうな人は、
敬遠しておくのが安全第一だ。



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:24:26.32 ID:7BkW0nxU0
第四十條(何故か番号が被ってる) 
卑劣な手段を恥じざる恋を許すまじきこと

目的のためには手段を選ばずと云うことは
恋愛の場合には真理ではない。
その手段によって、その人柄がおのずとわかるもの。
途中に待ち受けて話しかけたり、時ならぬに恋人の居間に侵入したり、
または所謂「つけ文」をしたりするやうな非常手段をとる人に、
熱心の余りだと同情すると馬鹿な目を見る。
恋愛のためにどんな手段をも恥とせぬやうな人物は、
他の場合にもまた手段を選ばぬ恐る可き人物である。



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:26:05.76 ID:+QhcGhHO0
ラブレターはアウトなのか
粘着厨死すべし、的な


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:27:48.74 ID:WPj0rI980
つけ文…
ラブレターのことですってよ


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:26:07.65 ID:7BkW0nxU0
第四十一條 
世間体を気にしすぎる恋人と選ぶまじきこと

父が便所掃除人夫をしているのに市の衛生課の役人ですと云ったり、
大學の小使をしているのに、研究室に出ていますを云ったりするやうな人を
恋人に持ったら、一生涯の不覚だ。
何事も世間体世間体で、
いつも嘘と誤魔化しで固めた紋付袴でびくびくと世間を渡らなければならない。
およそ朗らかさとは縁のない生活だ。



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:26:08.74 ID:9vwy8iZS0
真面目くさ過ぎて鼻に付く気がしないわけでもないが、面白い


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:27:59.34 ID:7BkW0nxU0
第四十二條 
恋愛は内密に、結婚は大っぴらに

草花でも双葉のうちは風の当たらぬ苗床で育てねばならぬ。
しかし、いよいよ花を咲かせ実を結ばさせる時がくれば、
適当な日光と風がなければ生育しない。
恋愛もまた草花のやうに微妙なものである。



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:29:23.86 ID:UNRoB8c3i
本当に例えが素晴らしい


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:30:12.11 ID:7BkW0nxU0
第四十三條 
恋愛と結婚とを混同するな

古人曰く「結婚の美酒は貞操の栓によって味を保つ」と。
恋愛時代において、余りにも早く栓を抜くと、
結婚時代になって味も香もない気の抜けた酒を飲まねばならぬ。
二度と訪れぬ青春の香に酔いたいのは誰しも同じだが、
そこが忍耐の仕所だ。



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:31:03.86 ID:peZ4Ntd60
非童貞ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:31:40.41 ID:IPrxfEkn0
これが>>1の釣りじゃないなら本当に昔は男尊女卑だったのか?


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:32:15.83 ID:peZ4Ntd60
>>126
そういう風潮に警鐘を鳴らしてた人が書いたのかもな


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:32:56.00 ID:z5HFCBoC0
昔の恋愛はスナイパーたるべしという感じだな。
今は機関銃兵が主流なんだろうな



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:36:33.47 ID:okMlZ7E80
>>128
徒然草の二矢をたばさむことなかれを思い出した
今や機関銃持った奴らが片っ端から駆逐してく時代か…


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:37:53.74 ID:brG2KQAA0
もしくは都会の人が読む流行最先端の情報誌的な位置づけとか
田舎のじいちゃんばあちゃんとかが読んだら眉顰めそうな感じ


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:38:10.26 ID:b8K7N/1m0
風潮は風潮でしょ
恋愛の本質は今も昔も変わらないってことじゃないの
まあ自由恋愛しにくい時代だったのは間違いないが


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:33:10.69 ID:7BkW0nxU0
第四十四條 
相手を不幸にするな

相手を不幸にしておいて、どうして自分一人が幸福でいられやうか?
例え断腸の思いをしても、絶たねばならぬ絆は絶つべきである。
先生と生徒の場合、主人と召使の場合、道ならぬ道の場合等、
無理な恋愛はともすれば相手を不幸にし易いものだ。



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:37:42.02 ID:WhxPKs3g0
>>129
脳内で抑えとけってことか


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:36:01.71 ID:7BkW0nxU0
第四十五條 
先入観に捉われるは愚なり

某博士令嬢、某大将令嬢と聞いただけで、
もうすぐにその少女を有難がってしまう軽率な人がいる。
そんな人にかぎって、その少女の実質がどんなものだか、
よく見極めもしないで、無我夢中で恋愛に焦る。
その結果は一生涯の悩みの種を背負い込むことにならう。
彼女が案外にも低脳であったり、
不良少女だったりすると云うのは極端な例だが、
さうでなくっても、人格、教養、趣味の点で、
自分の相手としてどうかと思うと、
後になって次第に気づいたところで後の祭だ。
こんなことは誰でも心得ていると、云ってしまえばそれまでだが、
それでいて、案外誰でも簡単に誤魔化されるものだ。



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:39:03.89 ID:7BkW0nxU0
第四十六條 
圧迫される恋人を持つな

いつも、圧迫されているやうでは生活が面白くないことは理の当然だ。
のみならず、意気衰えて伸びる可き才能も伸ばすことが出来ず、
発展すべき事業も行き詰まりとなる。
極度に気の強い者、
才智弁舌が自分よりも優れていて、
常にやりこめられてばかりいるやうな者、
それから体力の点でも自分を圧迫するやうな者とは
恋はすまじきことだ。



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:42:08.63 ID:js/URbqj0
なんというか、やるせない気持ちだな
我々は、生まれる時代を間違えたな


137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:42:36.15 ID:7BkW0nxU0
第四十七條 
良き友達をもたぬ恋人は面白からず

「朋友の善悪によって、その人を知る」とは古い諺だが
真理はいつまでも真理だ。
酒が嫌いな癖に酒飲みの友達とバーばかり廻り歩いているわけはない。
相手の口からの出任せを信ぜず、
そつとその友達を観察すると化の皮はすぐはげる。



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:44:55.65 ID:IPrxfEkn0
次がラストか


139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:46:23.13 ID:7BkW0nxU0
第四十八條 
「女性の味方」を信用するな

私は女性の味方ですなどと御婦人の前で
臆面もなくまくし立てる人ほど当てにならぬものはない。
本当の女性の味方ならば、婦人の前でぺらぺら喋るようなことはしない。
黙っていて知らぬ間に親切を尽くしてくれるものだ。
自称「女性の味方」にかぎって我が侭で不親切な男が多い。


以上、これで恋愛関係の条文はおしまい。
何か質問とかある?



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:49:52.64 ID:cy3jZEP+P



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:50:40.20 ID:mPnapkCa0
最後で驚愕、女性向けだったとは


>>143
第三十三條とか見るとそうとも云えないぞ



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:50:53.90 ID:z5HFCBoC0
どこでかったん?


>>145
たしかどっかの古本屋でネタで買った気がする



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:51:17.77 ID:js/URbqj0
正論過ぎてワロタ

ちなみにドコの出版社か教えて欲しい
第一書房とか改造社の円本にありそうだなと予想


>>147
普及社叢書の第五揖
著者は三井善太郎
定価十銭
ちなみに最後の広告に「人に好かれる秘訣二百ヶ條」が載ってる
これも読んでみたいな



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:56:22.52 ID:aOunUTt70
人に好かれる秘訣が200もあるのか
これも読んでみたいな


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:57:32.59 ID:js/URbqj0
サンクス!!
こういう面白い本があるから古本漁りは止められませんなw
大正時代の包茎治療器の広告見たことがあるよ
やっぱり、独逸だかのナンチャラ教授推薦!!とか書いてあって笑った


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:59:47.17 ID:I9Qg6EkT0
戦前の日本って意外とフリーダムだよな
リットン報告書とか雑誌の付録でついてた
なんで戦争しちゃったんかねぇ


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:54:48.58 ID:/D2GO/8l0
>>1
お疲れさん
あゝ昭和にいきたひ

意外と安いww


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:55:33.45 ID:h4qiA2vm0
なんか勉強になった
やっぱり日本人は日本人なんだな


161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:01:28.83 ID:/D2GO/8l0
なんか興味出てきたな
こういう本って何処で手に入るの?


163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:04:15.64 ID:I9Qg6EkT0
>>161
神保町行けよ


>>161
神保町じゃなくても個人経営の古本屋には結構こういう変なのがあったりする



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:08:22.02 ID:js/URbqj0
>>161
古本市に行くか神田神保町の古本屋
関西なら四天王寺の古本祭りとか古書会館の古本市とか
今宮戎のときに露天で古物商が出たりする
古物商とか一部業者は
手紙とかも扱ってるから当時の人の生活が分かって面白い


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:17:27.64 ID:7BkW0nxU0
因みに、文章中の漢字は大凡新字体に直してある
旧かなも変換の都合上面倒くさいところは大体新かなに変えた
一部残ってる旧かなはまあ雰囲気重視ってことで



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:18:25.53 ID:js/URbqj0
>>172
他には面白そうな、戦前の本持ってる?


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:23:39.48 ID:7BkW0nxU0
>>173
雑誌「歴史写真」とか
ヒトラーの「我が闘争」の戦前版初版とか
基本的に軍事関係のもの集めてるから
普通の人が見て面白いかどうかは微妙だなあ



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:23:55.98 ID:yJXdm04M0
面白いもの持ってるじゃないか



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:26:31.70 ID:qkOADjTj0
スキャンした画像付きだったらもっとよかったな


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:28:53.68 ID:7BkW0nxU0
>>176
画像上げるの面倒くさい




177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:26:38.62 ID:94dgd1K4O
これ何年の出版だ?


>>177
昭和十年五月十日  印刷
昭和十年五月十五日 発行



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:34:35.38 ID:7BkW0nxU0
またなんか面白そうなの見つけたら立てるよ


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 00:57:32.49 ID:bpdGNsDZ0
乙乙
どれも短い文章の中にうまい表現や例えがあって飲み込みやすかった
あたし女だけどこの作者に惚れたかも
なんて人か教えて


>>158
三井善太郎。
ググったら「人に好かれるにはこれだけは心得おくべし 秘訣百ヶ條」
なんて本も書いてるらしい。



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:09:22.97 ID:bpdGNsDZ0
>>162
善太郎様…///ポッ



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:11:09.81 ID:js/URbqj0
>>169
何の教訓も生きてないのでは?w


171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 01:15:25.65 ID:/D2GO/8l0
>>169
第三十五條を読み返し給へ


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